【新唐人2015年04月29日】4月25日に発生したネパール地震について、当局の官僚は、死者がすでに5000人を超え、おそらく1万人に達するだろうと語りました。一方、国連によると被災者はネパールの人口の4分の1にあたる800万人に上ります。
首都、カトマンズのある施設では、負傷した子供が医療措置を受けられず、放置されていました。負傷者があまりにも多いため、どの病院もベッドが不足し、床で寝ている負傷者もいます。
このような中、国際社会は次々と援助の手が差し伸べています。国境なき医師団のメンバーである、イスラエル人の医者によると、地震からすでに4日が過ぎても、絶えず負傷者が運ばれてきています。骨折だけでなく、傷口が露出している人もいるそうです。
地震の死者はすでに5000人以上に達したものの、最終的には1万人に上るだろうと、ある官僚は語りました。
一方、がれきの中から救出される人も少なくありません。国連によると、被災者は800万人、そのうち140万人が食糧援助を必要としています。
現在、余震が絶えないため、被災者は外で夜を明かしています。現在、食糧や水、生活用品が不足していますが、特にきれいな水が足りないと、病気にかかる恐れがあります。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/04/28/a1193769.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/ 映像編集/)